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2024.10.21
2024秋の見学会
10月19日(土)、「渋沢栄一と下總皖一のゆかりの地を巡る」と題し、20名のご参加を頂き、恒例の秋の見学会(バスツアー)を開催しました。
当日、秋晴れの熊谷駅に集合。先ずは旧渋沢邸(中の家)を見学。新1万円札の顔となった渋沢栄一翁の生家にて、その生涯と業績について学ぶ事が出来ました。
続いて、栄一の従兄であり学問の師でもあった尾高惇忠の生家を見学。そこでは深谷の名産で渋沢家でも力を入れた藍玉の説明も受け、興味深いものでした。
続いて渋沢栄一記念館を訪問、各種展示物を見学し、解説を受けた後、栄一のアンドロイドによる講義「道徳経済合一説」を視聴、論語に基づき、道徳と利益は合一してこそ大きな力になるとの教えに感銘を受けました。
昼食は深谷名物であり、栄一も好物の「煮ぼうとう」をいただきました。
最後に下總皖一の故郷の大利根町(現加須市)の大利根文化・学習センターに向かいました。下總皖一は近代日本音楽の基礎を作った音楽家で、誰もが口ずさむ「たなばたさま」や「野菊」などの童謡のほか、日本全国の校歌を数多く作りました。今回、「下總皖一を偲ぶ会」の中島睦雄前会長より解説を頂き、平井由美氏のピアノ伴奏で、参加者全員で「たなばたさま」などを合唱。また、ソプラノ歌手の松永知子氏による「荒城の月」などの独唱に感銘を受けました。
そして予定通り16時に栗橋駅で解散しました。

渋沢栄一記念館 アンドロイド講義
旧渋沢邸「中の家」